アクアプラネット

 

 

ゆらゆら漂うような 空っぽの そんな毎日

周りには誰もいなくて 気づけば取り残されてた

 

いつしか笑顔も 泳ぐことも忘れて

無機質に浮かぶ 星のようにさまよう

 

一面水世界 穏やかな青

冷たい温度に 沈んでいたくて

泳ぐ魚の群れ のぼりゆく泡

ただ宙を漂う 私は惑い星

 

 

 

 

ゆらゆら淡く差し込む光は 白々しくて

静かに回る銀河を 気づけばただ眺めてた

 

見えない殻にひたすら閉じ籠って

暗闇につくため息は 泡になる

 

一面水世界 広すぎる宙

冷たい温度が 染み込んでゆく

過ぎる魚の影 私を笑う

早く助けてよ 溺れてしまうから

 

 

私だけのこの星は どこか少し寂しげで

いつか素直になれたら もう一度泳げるのかな

 

 

一面水世界 音のない声

冷たい温度が 染み込んでゆく

無機質に眺めた 閑かな宙を 

私はまた今日も 漂っていく

 

一面水世界 穏やかな青

冷たい温度に 沈んでいたくて

泳ぐ魚の群れ のぼりゆく泡

ただ宙を漂う 私は惑い星